パチンコ・スロット依存症かもしれない?まずはチェックリストで整理しよう

ギャンブル依存症かもしれない──そんな不安を感じているあなたへ

「やめたいのに、やめられない」

もし今、そんな気持ちが少しでもあるなら、ギャンブルとの付き合い方に“偏り”が出てきている可能性があります。

このチェックリストは、あなたがギャンブルとどう関わっているのかを整理するためのヒントです。
あくまで振り返りの材料として、無理のない範囲で試してみてください。

※本記事は筆者の個人的な体験と学習に基づいた内容であり、医学的・専門的助言を提供するものではありません。依存症に関する治療や支援が必要な場合は、専門の医療機関や相談機関に相談することをお勧めします。
詳しい情報やサポートを受けるには、 厚生労働省 依存症対策ポータルサイトをご覧ください。

STEP確認

この記事はギャンブル依存症から抜け出すための「STEP0-2」です。
シリーズの他の「STEP 0」記事もあわせて参考にしてみてください。

シリーズ全体の流れを確認したい方はこちら。

目次

チェックリスト

下記内容で自身に当てはまると思う項目を数えてください。

ギャンブルをしている最中

  • 予算や時間の制限を守れない
  • 負けると「取り返したい」と思って賭けを続ける
  • 勝っていると「もっといける」と感じて賭けが止まらない
  • 勝ったお金を「次も使おう」と考える
  • 負けても「次で取り返せる」と感じる
  • 負けたのに「勝った」と嘘をついてしまう
  • 予定よりも多くのお金を使ってしまう

ギャンブルをしていない時

  • ギャンブルのために学校や仕事を休んだことがある
  • 「このままではいけない」と感じている
  • やめようとしたけどやめられなかった
  • 家族と約束したのに守れなかった
  • ギャンブルのことで家族と口論になった
  • 誰かに隠してギャンブルに行ったことがある
  • ギャンブルのために借金をしたことがある
  • 他人のお金を無断で使ったことがある
  • 嫌な気分のとき、ギャンブルで気を紛らわせたくなることがある

いくつ当てはまりましたか?

  • 0〜1個程度なら:行動に注意を向ける段階かもしれません
  • 2〜6個なら:すでにギャンブルに生活を支配されつつある傾向が見られます
  • 7個以上なら:日常生活や感情面にも影響が出ており、ギャンブルとの距離を真剣に見直す時期かもしれません
保全士:ひろのぶ

いきなり壊れる機械はありません。
ほとんどの場合、小さな異音や振動、見落としがちなサインが前兆になります。
人間も同じでサインが出ているのでまずは気付くことが大切です。

このリストを通じて確認できること

  • もし複数の項目に「心当たりがある」と感じたなら、一度立ち止まって、自分の行動と感情の関係を整理してみるのも大切かもしれません。
  • 特に「やめたいのにやめられない」という思いが強くある場合は、一人で抱え込まず、信頼できる人や相談機関を頼ってみるのも一つの選択肢です。

※このリストは、医師や専門家による診断を目的としたものではありません。
あくまで自己理解と振り返りのための参考情報です。
状況に不安を感じる方は、以下のような公的な専門機関にご相談いただくことをおすすめします。

厚生労働省 依存症対策ポータルサイト

次回(STEP0-3)

次は「パチンコ・スロットの目的は気分転換や娯楽だったはずが、気づけばやめられない」そんな状態になっていないかどうかをチェックリストで確認し、そしてなぜそうなってしまうのかを解説します。

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※本記事は筆者の個人的な体験と学習に基づいた内容であり、医学的・専門的助言を提供するものではありません。依存症に関する治療や支援が必要な場合は、専門の医療機関や相談機関に相談することをお勧めします。
詳しい情報やサポートを受けるには、 厚生労働省 依存症対策ポータルサイトをご覧ください。

参考・出典

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