ギャンブル依存症かもしれない──そんな不安を感じているあなたへ
「やめたいのに、やめられない」
もし今、そんな気持ちが少しでもあるなら、ギャンブルとの付き合い方に“偏り”が出てきている可能性があります。
このチェックリストは、あなたがギャンブルとどう関わっているのかを整理するためのヒントです。
あくまで振り返りの材料として、無理のない範囲で試してみてください。
STEP確認
この記事はギャンブル依存症から抜け出すための「STEP0-2」です。
シリーズの他の「STEP 0」記事もあわせて参考にしてみてください。
- STEP 0-2【依存症かも?と思ったら自分を見直そう】 ←今ココ
- STEP 0-3【本当の目的は“刺激”や“快感”?】
- STEP 0-4【本当の目的は“金銭”?】
- STEP 0-5【パチンコ・スロットはやめるべき?】
- STEP 0-6【パチンコ・スロット依存を放っておくと?】
- STEP 0-7【パチンコ・スロットにハマりやすい人】
シリーズ全体の流れを確認したい方はこちら。
目次
チェックリスト
下記内容で自身に当てはまると思う項目を数えてください。
ギャンブルをしている最中
- 予算や時間の制限を守れない
- 負けると「取り返したい」と思って賭けを続ける
- 勝っていると「もっといける」と感じて賭けが止まらない
- 勝ったお金を「次も使おう」と考える
- 負けても「次で取り返せる」と感じる
- 負けたのに「勝った」と嘘をついてしまう
- 予定よりも多くのお金を使ってしまう
ギャンブルをしていない時
- ギャンブルのために学校や仕事を休んだことがある
- 「このままではいけない」と感じている
- やめようとしたけどやめられなかった
- 家族と約束したのに守れなかった
- ギャンブルのことで家族と口論になった
- 誰かに隠してギャンブルに行ったことがある
- ギャンブルのために借金をしたことがある
- 他人のお金を無断で使ったことがある
- 嫌な気分のとき、ギャンブルで気を紛らわせたくなることがある
いくつ当てはまりましたか?
- 0〜1個程度なら:行動に注意を向ける段階かもしれません
- 2〜6個なら:すでにギャンブルに生活を支配されつつある傾向が見られます
- 7個以上なら:日常生活や感情面にも影響が出ており、ギャンブルとの距離を真剣に見直す時期かもしれません

いきなり壊れる機械はありません。
ほとんどの場合、小さな異音や振動、見落としがちなサインが前兆になります。
人間も同じでサインが出ているのでまずは気付くことが大切です。
このリストを通じて確認できること
- もし複数の項目に「心当たりがある」と感じたなら、一度立ち止まって、自分の行動と感情の関係を整理してみるのも大切かもしれません。
- 特に、「やめたいのにやめられない」という思いが強くある場合は、一人で抱え込まず、信頼できる人や相談機関を頼ってみるのも一つの選択肢です。
次回(STEP0-3)
次は「パチンコ・スロットの目的は気分転換や娯楽だったはずが、気づけばやめられない」そんな状態になっていないかどうかをチェックリストで確認し、そしてなぜそうなってしまうのかを解説します。
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- STEP 0-4【本当の目的は“金銭”?】
- STEP 0-5【パチンコ・スロットはやめるべき?】
- STEP 0-6【パチンコ・スロット依存を放っておくと?】
- STEP 0-7【パチンコ・スロットにハマりやすい人】
このサイトが大切にしていること
「この世界は、生きづらいものだ」と思っていた過去があります。
でも今は、そう感じていたのは“思考の仕組み”が乱れていただけだったんだと気づきました。
このサイト「脱出思考」では、機械保全士として培った現実重視の“整備の視点”をベースに、脳科学や心理学の知識、そして私自身の体験をもとに、思考や感情を“仕組み”として捉えるヒントをお届けしています。
よければ他の記事も覗いてみてくださいね。
参考・出典
- 厚生労働省,依存症対策,2025/4/21
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000070789.html